では、病院などでお世話になる臨床医と産業医は何が違うのでしょうか?
それぞれポイントごとにまとめて解説します。
活動する場所のちがい
産業医:企業や団体などの「職場」
臨床医:病院・クリニック
対象とする人のちがい
産業医:職場で働く「労働者」
臨床医:けが・病気などの「患者」
業務内容のちがい
産業医:健康を保持・増進する役割
臨床医:検査、診断、治療を行う役割
立場のちがい
産業医:企業・労働者の間に位置する中立的な立場
臨床医:患者に寄り添う立場
以上が、産業医と主治医の違いです。
主治医は患者個人を診察するのに対し、産業医は労働者が健康に仕事が行えるよう、事業主と労働者に指導・助言を行っていく立場になります。